GameProgrammar's Night

ゲームプログラム系の覚え書き

Werkとして一番最初にコミケで頒布したゲーム「くらっしゅ大戦」体験版

昨日夜TLに

 なんて話が湧いたので、ひとまず、自分のとこぐらい書いて見ようかなと思って、少し前に発掘された処女作を引っ張り出して来た。
 ま、ただの思い出語り。

 ソースコードは度重なるHDDクラッシュなどで失われていますが、バイナリだけはHPスペースに残ってたので適当に動画にしてみましたってのが下

 ReadMe見ると2002年の夏っぽいので、C62ぐらい?
 なんか同人ゲー体験版らしいしょぼさでたまりませんね(ぇ
 最初はこんなもんです。みんな怖がらずにゲーム制作始めよう!

 当時スマブラDXにドはまりしてたので、自分でもスマブラ作りたい! とか思って始めたは良いけど、この頃は

 この辺のレベルから毛が生えた程度の技術力でもあり、同時期にmicro dream studio++さんの「大乱闘えあかのスマッシュ」

が出ちゃったりで、一気にやる気が無くなってエターナったゲームです。
 でも、くらっしゅ大戦のおかげで、うちのメイングラフィッカーの安藤さんとの出会いにつながったので、結果的にはむしろ大きなプラスになりました。
 なので、こんなんでも良いからどっかにリリースするってのは大事です。

開発環境

 開発環境はVisualC++6 でEasyLinkLibraryという今考えると面白い仕組みを持ったライブラリで作ってました。

EasyLinkLibrary

 画面遷移APIを持ってたか、画面遷移の実装の仕方をサンプルコードに書いてくれてたおかげで、状態遷移も良くわかってなかった当時の自分が、ロゴ→タイトル→ゲーム、と遷移させられています。

 うろ覚えEasyLinkLibraryコード

#include "el.h"

void ELInit(...)
{
}

void ELMain(...)
{
   ELDraw(...);
}

とかを、main.cppとかに書けばウインドウが出て何か表示させられる、みたいな感じだったはず。

 くらっしゅ大戦を終えて、少しC++のことがわかって見直したら、ELMainとかは実はマクロでELMainマクロにWinMainからDirectXの初期化まで全部書いてあって展開されるという今見るとおもしろライブラリ。
 それでも、数行で絵が出せて音鳴って画面遷移方法が書いてあったのは今でも画期的だと思います。